残業を看護師業務でなくす工夫

看護師業務における残業をなくすのは、簡単なことではありません。全ての物事が順調に進んで終われば良いのですが、病院は患者の容体急変や緊急で運ばれる患者がいます。その時は全ての仕事を放置して取り組む必要があるので、緊急事態が発生すればするほど帰宅の時間が遅れる可能性があります。つまり、緊急事態が発生したとしても問題無いように早めに仕事を進めることが鍵です。一番後回しになりがちなのがデスクワークで、その日の患者の記録をつけて引継ぎを行う必要があります。重要な作業ではありますが、基本的に空いた時間に行う作業なので後回しになりがちです。帰宅時間までに終われば良いと悠長に構えていると残業に繋がりやすいので、時間に余裕がある時にどんどん作業を進めます。

しかし、看護師業務において時間の余裕を確保するのは様々な工夫が必要です。患者の体温や血圧チェック、食事の時間などは大抵時間が決まっているので、その時は必然的に患者と接する必要があります。スムーズに終わる場合もありますが、患者の体調によっては食事に時間がかかることも珍しくはありません。なので看護師は、全てにおいて素早い行動を心掛け、ベストを尽くすしかありません。そして5分でも時間を確保することができたのであれば、会話や休憩に費やすことなく業務を進めれば自分が楽になります。看護師の業務は多岐に渡り忙しいという認識を強く持つことで、より効率的な行動ができるようになります。